診療放射線技師とは?
診療放射線技師とは、
「病院や診療所などの医療機関において、医師の指示のもとで主に放射線を用いた検査及び治療業務、これらの業務に必要な機器やシステムの管理などを行う、国家資格を有する高度医療職、技術者の名称」
であり、
昔はエックス線技師と言われていました。
息を吸って~止めてください!
って言う人です!
学校健診でも健診バス🚌で胸部のレントゲンを撮影しますよね!
2019年にドラマにもなった”ラジエーションハウス”で知った方も多いと思います
今回はそんな診療放射線技師についてまとめてみました!
業務内容
病院にもよりますが、沢山の検査を診療放射線技師が行っています。
例を挙げると、
- 一般撮影
- 造影検査
- 透視検査
- CT
- MRI
- 骨密度検査
- 超音波検査
- マンモグラフィ
- 核医学検査(RI)
- 放射線治療
代表的なのはこれらになります。
これら以外の業務もあり、意外と色々な検査に関わっているのです!
一日のスケジュール
僕の一日のスケジュールをまとめました。
これが診療放射線技師の僕の一日です!
病院によっては宿直があったり、オンコールがあったりすると思います。
業務については、「今日は君が一般撮影ね」など
検査別で役割分担されています!
放射線技師のいいところは、早番や残業がほとんど無いことですね!
ほぼこのスケジュールが崩れることがないので予定が立てやすいです。
また、土日祝休みの病院であれば
診療放射線技師も同じく休みであるため
連休が取れやすかったりします!
給料
次は気になる診療放射線技師の給料です!
「病院で働いているから高いんでしょ?」と
よく言われますが実際のところはどうなんでしょうか?
【算出方法】 月収372,900円×12ヵ月+賞与1,012,300円=年収5,487,100円 ※平均年齢:41.4歳、勤続年数:13年
地方での勤務だからか、
正直こんなにもらえるのかな…
という感じです(´;ω;`)ウゥゥ
宿直の回数や、オンコールでの時間外勤務時間によって変わってくると思います!
また、勤続年数も大きく関わってくるので
男性よりも、
産休や育休で職を離れる女性の方が平均的に
ちなみに診療放射線技師2年目の僕は
月収 24万円程度です!
診療放射線技師になってみての感想
実際に僕が診療放射線技師になってみて思ったことは
- やりがいがある…検査前は、患者さんと雑談などをしながら検査室に案内します。話すのが好きな人だと、話を聴いてあげることで安心したり心のケアになったりと良いことづくしなんです!検査がおわると患者さんが笑顔で「ありがとう」と言ってくれ、やりがいを感じます!
- 勉強が楽しい…撮影や解剖の勉強がとにかく楽しいです!医学の知識は奥深くてのめり込むと抜け出せなくなります。診療放射線技師は色々な検査を出来るようにならないといけないので覚えることがたくさんあります。僕は勉強をするのがすきなので医療の道に進んでよかったなと感じています!
- 自分の時間がある…検査が無い時間はとにかく暇です!(笑) 病院によっては検査数が少なくて時間を持て余すと思います。その時間を利用して自分の好きな勉強などをして知識を深めます!
- 残業が無い…検査時間が就業時間を過ぎない限り、残業することはほとんどありません。仕事を終えてプライベートの時間をゆっくり過ごせるのが幸せです!
- ずっと室内にいる…ずっと病院内で仕事をするので時々「外の空気を吸いたい!!」と思う時があります。夏などは涼しい部屋で仕事が出来るので快適です!
診療放射線技師はオススメ?
実際、診療放射線技師になってオススメできるのか思ったことを述べます!
僕は、診療放射線技師になってよかったと思っています。
理由は、
人の役に立ててると実感できますし、
勉強する時間もたっぷりあって、
休日はゆっくり過ごすことができる
からです!
人の役に立っているのを実感したい方、自分の時間を大切にしたい方
にはオススメできる職業だと思います!
ですが、
良い職業なだけあって退職する人が少なく
求人が少ないことがネガティブポイントです。。。
ラジエーションハウス効果もあって、診療放射線技師を目指す学生が増えたみたいですので
希望の就職先に行けるかは、厳しい状況となっています。
それらのネガティブポイントを含めてもオススメできる職業ですので
気になった方は一度調べてみて下さい!
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